体験者からのコメント
以前の子ども(長男)の様子は以下の通りでした…
長男は勉強中に物音や話し声がすると、それが気になり集中できない性格でした。
「めんどうくさい」が口癖で、将来がとても不安でした。
何か注意をするといらだって泣き叫ぶ始末…。
小学校に入学してから4年間ずっと算数につまずいてきた。そのため、苦手意識が強く、家庭で親が教えてもつらくて涙が出てしまう状況でした。
そんな中、知人のすすめで長男が思考力バランスチェックを受けました。
正直、その時は半信半疑でした。
そのころの長男は自信がなく、おどおどし、人の目をまともに見て話すことができないくらいだったので…。
思考力チェック後、教育教育カウンセリングを受けて…
兄と弟を同じように愛情をもって育ててきたつもりだったのですが、子どもにはそれがまったく伝わっていなかったことがわかり、衝撃を受けました。
親が愛情の与え方をまちがっていたが、長男自身もその愛情を受け入れる力が未熟だったのだとわかった気がします。
反省するのは、親として、自分は世間体ばかりを考えて、子どもの意見に耳を傾けていなかったと思います。
子どもそれぞれへの接し方、声のかけ方があるのだと気付かせてもらったように感じました。
また、勉強の仕方も子ども一人一人で違うのだという事を思い知りました。
実感算数クラスをはじめてからの、長男の様子…
はじめは、「塾に行くのは絶対いやだ」と言っていたんです。
でも、このクラスに通い始めて、自分の意見を言葉にして、少しずつ言えるようになってきたようです。
雑だった字を自分なりに一生懸命、一字一字丁寧に書くようになり、その姿がなんだか健気で、見守りながら自然と顔がほころびました。
育脳算数の春期講習を受けはじめた頃には、驚いたことに勉強全般で取り組み態度が変わって来ました。
勉強に対し前向きになり、ある日の教室の帰り道に長男が、
「算数が解けると嬉しいね!」
と満面の笑みで言った時、ほんとうにビックリして、涙がぼろぼろとこぼれ落ちました。
それからは、いままでの事がまるで嘘だったかのように、長男との楽しく幸せな日々が始まりました。
お手伝いを頼むと、以前は
「えー!」
と拒んでいたのが、
いまは
「わかったよ!」
と気持ちのいい返事が返って来ます。
自分から進んでお手伝いをしてくれたり、けがをしたお母さんを心配して家事を協力してくれるようになったりと、優しくなりました。
集中力が付いたのか、勉強中にもまわりが気にならなくなりました。
週2回の育脳教室と、英語・算数に行くのを楽しみにするようになりました。
人の目を見て話ができるようになりました。
弟が、そんな長男を見て兄として一目置くようになってきたようです。(以前は小ばかにしていたようだった)
子どもの成長には、親の考えや意見が大きく関わっていることを気付かせてもらいました。
「なんでこうなの?どうして出来ないの?」
と苛立っていたあの頃の自分が、実は長男にプレッシャーを与え、追い詰めていたのかとも思い反省しました。
親としてどうあるべきかなど、たくさんのことを教えてもらい、子供と一緒に親も成長させてもらったように感じます。